不妊治療を行う元ナースのブログ

29歳で不妊治療開始→2017年8月男児出産 2018年9月より不妊治療再開 2019年11月次男出産 2021年5月より3人目治療開始

PCO(多嚢胞性卵巣)と言われた

2016年5月23日 生理開始26日目

不妊治療専門のクリニックを受診しました。

こちらのクリニックでは初診時の予約はまずメールで今の状況を報告して(不妊歴など)、院長からメールを受け取り、受診の予約を取ることができます。

院長からメールをもらってから2週間後くらいに予約を取りました。初診は採血、内診、診察で3時間はかかるということでした。

 

13:00クリニック到着

すぐに看護師と話し採血。採ったことにあるデータは持って来ればクリニックの採血は不要ということでしたが、私が持っているデータは血液型くらいでした。子宮頸がん検査も内診のついでに実施してもらいました。

 

検査のデータが出そろってから院長の説明がありました。

「本来排卵されていなければならない時期ですがまだ排卵されておらず、エコーとホルモン値の結果から、比較的重篤な多嚢胞性卵胞と呼ばれる状態です。これは卵子排卵しづらくなり、卵巣に卵胞がたくさんできてしまう状態です。エコーでは卵巣の中にたくさんの卵胞があります。またホルモンの値のLHがFSHを上まわっているのも典型的な多嚢胞性卵巣の特徴です。排卵しづらいので、最悪の場合無月経になることもあります。また古い卵がたくさんある状態なので、次排卵するのも古い卵からになってしまいます。その結果質の悪い卵はなかなか受精しても育ちづらいのが現状です。排卵誘発剤を使用すると多胎のリスクが高くなるため体外受精をお勧めします。排卵がうまくいけば自然妊娠の可能性もなくはないですが。良い卵を育てるのに要する期間は2ヶ月から6ヶ月。あなたの年齢であれば体外受精の妊娠率は40%くらい。」

内容はこのような感じでした。もっと色々話してくださっていましたが、まさか自分に原因があったとは、とショックであまり内容が入ってきませんでした。

確かに思い返せば基礎体温もキレイな二層にはならず、高温期が上がりきっていないような緩やかなカーブだったし(参考にならずつけるのもやめていた)、生理周期も35日前後と長い。体質かな、と思っていたけれどまさか自分の体の中でこんなことが起こっていたなんて・・・。

 

その日は体外受精などの同意書を渡されて帰宅。次回は生理が始まって3日後に受診してくださいということでした。

 

すぐに夫に連絡。LINEで「気長にいきましょう」「ひとつひとつ乗り越えていきましょう」「cumaminoと一緒に居られるだけでも十分幸せです。焦らずに頑張りましょうね」と言ってくれて、じーーーん、ほろり。

なかなか仕事が忙しくじっくり話せない夫と、後日話し合いの場を設けました。お金のことは気にしないで、人生一度きりだからできる限りのことをやろうという方針に。自然妊娠にこだわりは大きなこだわりは無かったのと、期間は最小限が良いという私たちの考えがクリニックとマッチしているようだったので、院長の治療方針を受け入れ不妊治療を始めることにしました。

 

ホルモンデータ

E2 51pq/mL LH11.0mlU/mL PRG0.5nq/mL FSH8.5mLU/mL BhcG0.1mlU/mL